【画像あり】2024年税理士試験申し込み方法を官報合格者が解説!(随時更新)

しっぽ
この記事を書いた人
・30代前半男性
・働きながら税理士試験5科目合格(簿財法所消)
・税理士を目指す人を応援したい
・質問、意見などツイッターで連絡ください!

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※本記事は2023年に作成したものを2024年版に更新しています。

2024年度の税理士試験の申し込みが開始しました。税理士を目指す方は、何よりも受験申込みをしなければ合格できません。忘れずに、必ず申込みするよう準備しましょう!

とはいえ、税理士受験生は勉強で忙しいです。僕は昔、あまりの忙しさに受験申込みを忘れてしまった苦い思い出があります。他の誰にもそんな思いはして欲しくありません。

また、準備したものの、「これで大丈夫かな」と不安になることもあるでしょう。

この記事では、忙しい受験生の皆様の手間を軽くし、忘れずに効率的に申込めるよう、申込みの手順をわかりやすくまとめました。

この記事のポイント

・2024年度税理士試験の願書受取、受験申込方法を解説(画像あり)
・受験申込みの注意点(忘れず、すぐやる)
・今年度から簿財の受験要件が廃止(誰でも受験可)
・大原生は今年度から郵送なしなので注意!(校舎には置いている)
・受験票が届かない場合の対応も記載

しっぽ

この記事を読めば受験申込方法が完全にわかります。早く申込みをして、気兼ねなく勉強に集中しましょう!

▼直前期の勉強法はこの記事で紹介しています!

目次

税理士試験の日程(2024年・令和6年)

2024年度税理士試験の日程は以下のとおりです。
例年よりも受験申込が前倒しなので注意してください。

税理士試験日程(2024年度)

国税局での願書受取:4月8日〜5月10日
郵送での願書請求:4月8日〜4月26日
受験申込(郵送のみ):4月22日〜5月10日
※5月10日までの通信日付が有効
受験票発送:6月予定
試験本番:8月6日〜8月8日
合格発表:11月29日

出典:国税庁ホームページ

申し込む期間が例年より早いです。忘れないようにカレンダーに入れておきましょう

願書の受取方法(大原は郵送なし)

税理士試験の願書は以下の方法で受け取れます。

願書の受け取り方

・管轄の国税局・国税事務所に行く
・郵送で交付請求をする(オススメ)
・一部予備校は生徒に配布してくれる(TAC)
※資格の大原は今年度郵送なし(校舎には置いてる)

近くに国税局等がある人は直接行ってもらえますが、そうでない人は郵送がオススメです。

なお、『資格の大原』は2023年から願書の郵送なしになっています。特に通信生は注意して下さい!

※大原の校舎には置いてるようですので、校舎に行ける人はそこで受け取りましょう。

Twitterから引用

郵送での交付請求方法

郵送での交付請求の手順は次のとおりです。

郵送での願書交付請求

①必要なものを用意(コンビニで買える
・封筒(角2or角A4)2枚(郵送、返信)
・切手(郵送用120円・返信用140円)

※郵送用切手120円は重さギリギリです。不安な方は140円にしましょう。
郵送用封筒を準備(郵送先情報は国税庁HPを参照)
・表面に「税理士請求」と赤書き
・管轄の国税局等の郵送先情報を記載
・切手120円分貼付
・自分の郵便番号、住所、氏名を記載
返信用封筒を郵送用封筒に封入
・切手140円分貼付
・自分の郵便番号、住所及び氏名を記載
④管轄の国税局等に郵送(ポスト投函or郵便窓口)
※交付請求は1人1部まで

用意するものは「A4封筒(角形2号or角形A4号)」「切手」です。どちらもコンビニで買えますので、早く揃えて忘れずに交付請求しましょう。切手はコンビニのレジで「◯円分の切手が欲しいです」と言えば出してくれます。

郵送はポスト投函でなくて郵便局の窓口でもできます。この場合は郵送用切手はあらかじめ買う必要はありません。「ゆうゆう窓口」が平日の遅い時間や休日でも開いているので、忙しい方でも出しやすいと思います。

安心のため郵送記録が欲しい方は窓口で特定記録郵便を利用するのも良いと思います。詳細は下で解説しています。

受験申込みの方法

受験申込み期間は4月22日から5月10日です。書類不備で受験できなければ最悪です。先に準備しておいて、期間が来たらすぐに申し込みましょう!

税理士試験受験申込み

必要書類を揃える。
受験料分の収入印紙を用意。
証明写真を撮って貼る。
・受験票の裏面に受験者の郵便番号、住所及び氏名を明記し、63円分の切手を貼る。
封筒(A4判大)の表面に「税理士受験」と赤書きする。
一般書留、簡易書留、特定記録郵便で送付する。
※複数人の申込書類を1つの封筒に同封しない

インターネット(e-tax)で申し込み

インターネット(e-tax)を利用して申し込む方法もありますが、e-taxを利用しても受験票の取り寄せと申込書類の郵送等が必要ですのであまりオススメしません

e-taxで申し込む方法

e-taxへログイン(マイナンバー等必要)
②e-taxで受験願書、申込書に必要項目を記載
③受験予定の管轄国税局等に送信
④受験願書、申込書、添付書類送付書を印刷
⑤受験願書に収入印紙を貼る
⑥必要書類を記入(受験票取り寄せ必要)
⑦必要書類を受験予定の管轄国税局等に郵送
※出典:国税庁HP受験案内

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e-taxは手間が増えます。e-taxに慣れておきたい人以外は郵送の方が良いでしょう。

必要書類

必要書類は以下のとおり。人によって異なりますので、願書をよく読んで、揃えて下さい。

必要書類

【全員必要】
・受験願書(受験料分の印紙貼付)
・受験申込書(証明写真貼付)
・受験票(63円分切手貼付)

【受験科目によって必要】
・受験資格を証する書類(成績証明書など)
・税理士試験の免除通知の写し
※受験資格については国税庁HPで確認

なお、2023年度から簿記論・財務諸表論については受験資格が廃止され、「受験資格を要する書類」は不要になりました。

2023年度変更点(受験資格緩和・試験中飲料)

2023年度から、会計科目は受験資格が緩和されて誰でも受験が可能になりました。(税法科目は従来どおり)

受験案内にも反映されています。

※令和5年度(第73回)の試験から、受験資格が次のとおり緩和されました。
・会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)については、受験資格の制限がなくなり、どなたでも受験可能となりました。したがって、会計学に属する科目のみを受験申込みする場合には、受験資格を有することを証する書面の提出は必要ありません
・学識により受験資格要件を満たそうとする場合に修める必要がある科目の範囲が、社会科学に属する科目(改正前:法律学又は経済学)に拡充されました。
※令和6年度(第74回)以降の受験申込みに当たっては、令和5年度(第73回)以降の受験票は、受験資格を有することを証する書面として使用できなくなります。

国税庁HP「令和5年度税理士試験受験案内(P1)」

また、試験中に飲むことができる飲料が昨年の「700ml以下の蓋付きペットボトル1本」から、今年は「1L以下」に変更になっています。夏場の暑い時期の試験に配慮したのでしょう。

当日は飲み物もしっかり用意して、万全の状態で臨みましょうね!

学歴欄の書き方(会計科目のみ)

▼会計科目のみ受験の場合の学歴欄の記載について、国税庁に問い合わせた方がツイートされてました。

Twitterから引用
Twitterから引用

税理士試験の受験料

税理士試験の受験料は以下のとおりです。

受験料は収入印紙を願書に貼り付けることで納付します。(消印なし)

収入印紙は郵便局法務局で購入できます。先ほども書きましたが、郵便局の「ゆうゆう窓口」であれば平日の遅い時間や休日でも開いているのでオススメです。

※収入印紙はコンビニでも買えますが、コンビニは200円分のみです。4,000円でも20枚貼らないといけないので物理的に難しいです。

写真(サイズ・撮り方)

証明写真のサイズは縦45mm・横35mm(パスポート申請用と同じ)です。

駅などに設置している証明写真機で撮れます。設置場所は証明写真機検索サービスで検索できます。

封筒の書き方(画像あり)

封筒の書き方は以下のとおりです(画像あり)

封筒の書き方

・表面に「税理士受験」と赤書き
・郵送先を記入【郵便番号、住所、宛名(御中)】
・自分の住所等を記入【郵便番号、住所、氏名】
※郵送先は管轄の税務署等(国税庁HP参照)
※複数人の申込書類を1つの封筒に同封しない

郵送方法(書留・特定記録)

税理士試験の申し込みは郵送(一般書留・簡易書留・特定記録郵便)のみです。国税局等への持参は受け付けされませんので注意して下さい。

郵送は郵便局の窓口でできます。「ゆうゆう窓口」が遅い時間や休日もやっているので便利です。

郵便料金は以下のとおりです。

一般書留簡易書留特定記録郵便
代金(基本料金に加算)+435円+320円+160円
損害賠償額10万円まで5万円までなし
出展:郵便局HP

損害賠償額は郵便物が破損した時等に損害を賠償してもらえるものです。税理士試験の申込みはそういったことがないので、一番安い特定記録郵便で良いでしょう。

あらかじめ準備しておいて4月22日になったらできるだけ早いタイミングで申し込みましょう!

申込時期は期間開始後すぐがオススメ

申し込む時期については、僕は期間開始後すぐをオススメしています。

すぐ申し込むべき理由

・申込み忘れを防止(不備にも対応できる)
・申込みを先に終わらせて勉強に意識を集中
・当日、モチベーションの高い人達の近くで受験する

申込み忘れの防止

期間開始すぐに申し込むことで申込み忘れを防止できます。また、何か不備があったとしても対応する余裕ができます。

申し込み忘れやギリギリに申し込んで不備があって受験できない場合などは悔やんでも悔やみきれません。

申込みを先に終わらせて勉強に集中

受験申し込みは必ずやらなければいけません。であれば、ずっと申し込みのことを意識するのでなく、早めに終わらせて勉強に意識を集中しましょう!

「やるべきことは先にやる!」。これは、成功のために共通の原則だと思います。

当日、モチベーションの高い人達の近くで受験する

税理士試験の受験番号は受験の申込順です。そして、当日の席順は受験番号順ですので、申し込みの順番で席が決まります

期間開始後すぐに出せば、同様にすぐに提出した人等と席が近くになります。こういった人たちはモチベーションが高いです。当日は、そういった人達に囲まれて、同じく高い意識・モチベーションで受験することができます

受験票はいつ届く?6月以降に順次発送

受験票は例年6月以降に発送されます。

2023年度税理士試験の受験票は6月30日以降順次発送で、手元に届くのは7月頭でした!

この時期になったら、手元に届いているか確認しましょう!

出典:国税庁HP「令和5年度税理士試験受験案内」

受験票が届かないときは?国税局等に問い合わせ

受験票が到着予定日までに届かない場合は受験を申し込んだ国税局等に問い合わせをしてください。

出典:国税庁HP「令和5年度税理士試験受験案内」

コロナ感染症の対策(マスクは自由)

2023年度からコロナ感染症への対応について、マスクの着用については個人の判断によるとなっています。

2.マスクの着用
⑴ 政府の示す方針に従い、マスクの着用については個人の判断によることとします。
このため、受験者は、受験者同士の判断を尊重し、マスクの着脱を他の受験者に強制することがないようにしてください。
⑵ 咳等の症状がある場合や試験会場の利用規約により、マスクの着用をお願いする場合がありますので、予めご承知おきください。

国税庁HP「新型コロナウイルス感染症への対策についてのお知らせ」から引用

まとめ_税理士試験申込みはすぐにやる!絶対に忘れないように!

税理士試験の申し込みは当たり前ですが合格に必須です。

申込みを忘れると必死で努力した時間を無駄にしてしまいます。忘れずに、すぐ申し込みましょう!

しっぽ

税理士試験はできるだけ早く申し込みましょう!直前対策は別の記事で解説しています。働きながら5科目合格したノウハウを詰め込んだので是非読んでください!

▼直前期の勉強法はこの記事で解説しています!

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