働きながら税理士5科目合格者の合格3ステップ【無理じゃない】

しっぽ
この記事を書いた人
・30代前半男性
・働きながら税理士試験5科目合格(簿財法所消)
・税理士を目指す人を応援したい
・質問、意見などツイッターで連絡ください!

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金融機関で働きながら税理士試験に合格したしっぽです。

税理士などの資格の勉強をしようと考えている人も多いと思いますが、どのように進めていけばいいかわからない場合もあるのではないでしょうか。

この記事ではしっぽの体験をもとに、これをやれば試験に合格できるという3つのステップを紹介します。

しっぽ

この記事を読めば試験に合格する方法がわかるよ!

目次

【全体像】試験合格の3ステップ!これをやれば合格できる!

試験合格の3ステップとは具体的にはこの3つです!

合格の3ステップ

1.目標を定める(何を、なぜ、いつまでに達成するか明確にする)
2.目標達成のためやることを細分化する(一日単位でやることを決める)
3.決めたことを達成するまでやり続ける(例外を作らず習慣化する)

この3ステップを実際にやれば絶対に合格できます!
達成するまでやり続けるって書いてるから、そらそうだろと思うかもしれませんが。

しかし、単なる根性論で言っているわけではなく、しっぽ自身が働きながら税理士試験を合格した経験を振り返って体系化したものであり、多くの人が真似できる方法だと思います。

しっぽ

ここから1つ1つのステップについて詳しく解説していくよ!

ステップ①目標を定める(何を、なぜ、いつまでに)

最初のステップは目標を定めることです。

税理士試験に限りませんが、何かの目標を実現するための最初のステップは目標を定めることです。目標を定めなければ、目標は達成できません

そして、目標を定めるときは、漠然と決めるのではなく、明確に定める必要があります。目標を定めるときに軸となるのが、何を、なぜ、いつまでに、の3点です。

しっぽ

ここから目標の3つの軸について解説していくよ!

「何をするか」具体的な行動を明確にする

目標を定めるにあたって「何をするか」は最も基本的な部分です。
この「何を」について、具体的な行動として言葉にできる水準で明確にする必要があります。

たとえば、「税理士資格を取得する」であれば行動は明確ですが、「税金の専門家になる」では結局なにをすればいいのか定まらず行動に繋がりません。目標を定める際は、行動として言葉にできることが重要です。

そして、目標を定めたら、それを毎日自分の目に触れるようにしてください。
僕は勉強期間中はスマホの待ち受け画面を税理士の合格証書にしていました。
こうすることで、自分の意識の中に常に目標がインプットされます。

また、定めた目標は声に出して周りの方に伝えるようにしてください。
そうすることで、自分の逃げる気持ちをなくすとともに、周りの方が助けてくれます

また、この「何を」を明確にする過程で、「なぜ」を考えることになります。
目標に向けて走り出す前に、「なぜ」を深掘りすることは絶対にしていただきたいです。ここから、その理由をお話しします。

「なぜ」がモチベーションの根源になる

「なぜ」を深掘りする理由

大きな目標を立てるとき、「なぜするか」を深掘りしましょう。
特に税理士試験などは長い年月と多大な労力を要します。

方向性を間違えて進んでいくと、自分が思い描いていた未来と違う方向に進んでいきます。試験合格は、自分が将来なりたい理想像を実現するための手段でしかありません。何かの目標を立てるときは、その目標は自分の思い描く未来に到達するために適切な方法か、ということを深掘りしてください。

また、なんとなくの見切り発車で始めると、壁に当たった時に頑張ることができません。
しかし、「なぜするか」が明確になっているとこれが、苦しいと思ったときにそれでも頑張るモチベーションの源になります。

みこまろ

確かに、何かを始めるときに「なぜ」を考えるのは大切だね!しっぽはなんで税理士の資格を取ろうと思ったの?

しっぽ

僕が税理士の資格を取ろうと思ったのは「自由な人生を生きるため」だよ!ここから、それを解説していくね!

税理士試験合格を目指した理由(しっぽの場合)

しっぽが税理士の資格を取ろうと思ったのは、自由な人生を生きるためです。

税理士は税務相談等の独占業務があり、この業務は税理士にしかできません。従って、税理士になれば、いわゆる手に職をつけることができるのです!

特に今は社会が短期間で大きく変化する時代であり、どんな企業に勤めていても人生が安泰ということはありません。では、どういう人物を目指すべきかというと「自分の力で社会に貢献できて、人から求められる人物」です。

そうなるためには独占業務がある資格を取ろうと考えました。
独占業務がある資格は医師、弁護士、公認会計士、税理士等がありますが、この中で働きながら取得できるのが税理士です。

働きながらでも取得できる税理士試験の特徴については、こちらの記事にまとめているので参考にしてください▼

あわせて読みたい
【税理士の業務内容とは?】税理士とは?仕事内容や資格制度を解説! 働きながら税理士に合格した管理人が、税理士の仕事内容や試験制度について解説します。

また、働きながら税理士試験に合格する過程で、自分が大きく成長できると考えました。
実際に、しっぽは資格のみならず、資格取得に向けて努力する過程で、決めたことをやり遂げる力や自己管理力などを手に入れました!
今は自分が思い描く理想の未来を実現できるという確固たる自信を持っています!

いつまでに(期限を明確にする)

何を、なぜ、するかを明確にしたら、もう一つ大切なのは「いつまでに」やるかを明確にすることが大切です!

何か目標を立てても、期限を決めていなかったことから、やることをズルズル後回ししてしまうことはありませんか?僕はよくありました。

「いつまでに」を決めなければ、こうなりたいなと思っていても行動に移せず、目標は達成できません。

また、「いつまでに」を決めることで、次のやることを細分化する」ことができるようになるのです。

「いつまでに」を決めることは目標を達成するために必要なステップです! 

みこまろ

「いつまでに」を決めることが大切なんだね!しっぽは税理士資格を取るときにどんな目標を立てたの?

しっぽ

僕は大学4回生の時に、社会人10年目までに税理士に合格しようと目標を立てたよ。実際にその通りにできたから、早く目標を立てることも大切だと思うよ!

ステップ②目標達成のためにやる事を一日単位で決める

目標が定まったら、次は実際にやっていく段階です。

しかし、ただ闇雲に始めても、ペースがわからず目標に間に合わなかったり、逆に頑張りすぎて、途中でしんどくなって辞めてしまいます。

そうならないために、目標を達成するためにやる事を細かく決める必要があります!

決めるときのポイントは以下の3点です。

目標設定のポイント

1.1日単位で決める
2.無理なく達成可能なものにする
3.余裕を持った計画にする

1日単位で決める

やる事を決めるときは、1日単位で具体的に決めましょう。
そうすることで、目標達成のために今日1日どんな行動を取るべきなのかが明確になります!
これが明確になれ、その行動をするための生活習慣の作り方がわかります。例えば、勉強時間を確保するために、早起きをするといった事です。

これが、明確になれば、あとはそれを実行していくだけです。

無理なく達成可能なものにする

やる事を決めるときは無理なく達成可能なものにしましょう。
大きな目標を達成するためには、小さな目標達成を積み上げることが大切です。この1日単位のやる事を毎日達成していくことが、達成感につながり、それが前向きなモチベーションに繋がります。

逆に、達成困難な目標を設定してしまうと、自分が達成できなかった時に自信を失ってしまって、モチベーションが下がってしまいます。

達成可能な小さな目標を設定して、それを毎日達成していくことが、大きな目標を達成するための確実な方法です!

余裕を持った計画にする

達成可能な計画を立てていても予定通りにいかないことがあります。
そうなったときに、後で立て直せるように、余裕を持った計画にすることが大切です。

具体的には、単位、月単位、週単位、一日単位でやることを決めるのですが、それが達成できなかった場合を想定して、予備期間を作ることです。

例えば、一週間でやらなければいけないことについて、土曜日までで全てを終わらせる計画にして、日曜日は予備日に充てるなどです。
この予備日があることで、目標通りに達成できれば、その予備日は自分が好きなことをして過ごせる時間になります

みこまろ

なるほど!毎日やることを決めるんだね!しっぽはどんなことをしていたの?

しっぽ

僕は大原予備校に通っていたから、そのカリキュラムをしっかりやることだね。実際にはこんな感じでやることを決めていたよ!

具体的な勉強法については、こちらの記事にまとめているので参考にしてください▼

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【税理士試験】働きながら税理士5科目合格者の勉強法! 金融機関で働きながら税理士試験5科目合格した管理者が合格するための勉強法を紹介しています。

ステップ③決めたことを達成するまでやり続ける(習慣化する)

1日単位でやることを決めたら、あとは毎日それを達成し続けることで大きな目標は達成できます!
ただし、これが非常に難しいです。そこで大切なことが、毎日の目標達成を習慣化することです!

習慣化に大切なことは以下の3点です。

習慣化のポイント

1.例外を作らない
2.目標の邪魔になることを辞める
3.周囲の人達を頼る

例外を作らない

習慣化するためには、例外を作らずに決めたことを毎日やり続けることが大切です。
人は楽な方に流れてしまうので、一度でも例外を作って甘えてしまうと、あらゆる理由を作ってやらないようになってしまいます。
例外なくやることを続けていくと、やらなければ気持ち悪いずっと続けているから途中で辞めたらもったいない、という気持ちになってきます。この気持ちをうまく活用することが習慣化において大切です。

とはいえ、毎日頑張っていても、こんな悪魔のささやきが聞こえてくると思います。

アクマ

今日ぐらいグダグダしたっていいじゃない〜。明日頑張ればいいじゃないか。

これが聞こえてきたら要注意!一度誘惑に負けてしまうと何度も負けてしまいます!
そして一度「明日やろう」となってしまったら、また明日には、そのまた明日にやろうとなってしまって、明日が永遠にきません。これが所謂、三日坊主で辞めてしまう原因です。
これが聞こえてきたら逆に「今日だけは頑張るんだ」と自分を奮起させましょう。
今日1日だけは頑張る、明日になれば、またその1日だけは頑張る。
そうして、1日1日やるべきことを真摯に積み重ねた人だけが、大きな目標を達成できのだと思います。

目標の邪魔になることを辞める

税理士試験などの大きな目標を達成するためには、多くの時間と労力が必要です。
しかし、1日が24時間であることは誰もが同じですし、特に働きながら合格しようと思うと、時間を有効的に活用しなければいけません。そのために、不要な事を辞めて時間を作ることが必要です。

例えば、ついついゲームをしてしまうのであれば、ゲームアプリをアンインストールすることや、ネットサーフィンをしてしまうのであれば、スマホの電源を切ってしまうといったことです。

また、僕は家事の時間が負担になっていたので、試験期間中は家族に家事をお願いしておりました。そのように誰かの力を頼ってでも、自分の時間を確保することが非常に大切です。

周囲の人達を頼る

税理士試験のような目標を達成するためには一人の力では困難です。
いろんな周囲の人達を頼って力を借りましょう。

特にこんな方々が助けになってくれます。

・先人:実際に先に目標を達成した人にやり方などを聞く
・応援者:家族、パートナー、友人などに協力をお願いする
・競争相手:同じ目標を目指す人達と切磋琢磨する

実際に僕も多くの方に助けられました。一人では決して達成できない目標でした。

振り返ると、周囲の方々が助けてくれたのも、目標を定めた時に周りの方に声に出して伝えて、1日1日を大切に真摯に取り組んでいた姿を見ていてくれたからだと思います。
そのためにも、ここまで書いてきたことを実践することが周囲の方の助けを得るために大切なことだと思います。

【まとめ】合格への3ステップとしっぽの想い

改めて、合格への3ステップは次の3つです。

合格の3ステップ

1.目標を定める(何を、なぜ、いつまでに達成するか明確にする)
2.目標達成のためやることを細分化する(一日単位でやることを決める)
3.決めたことを達成するまでやり続ける(例外を作らず習慣化する)

僕の経験から、これをやれば合格できるという方法をお伝えしました。

最後に書きましたが、僕は多くの方に支えられ税理士試験に合格できました。
その方々へは今も心から感謝しています。目標を達成したときに、お世話になった方々に感謝を伝えた際は、みなさん、自分のことのように喜んでくれました。心の底から頑張って良かったと感じました。

その時の感謝の想いがあるからこそ、今度は僕が誰かを応援したいと思っています。
この記事を書こうと思ったのも、僕の経験が税理士を目指す方にとって少しでも助けになればいいなと思ったからです。

他にも様々な記事を書いていて、全て税理士を目指す方の助けになりたいという想いで書いていますので、参考にご覧いただければと思います。

しっぽ

最後まで読んでくださってありがとうございました!税理士を目指している方は、今大変な苦労をされている途中だと思います。それでも諦めないでください適切な努力をすれば必ず合格できます

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